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Domain-16
量子ドット プロジェクタ用蛍光ホイール
投写型プロジェクタに使用される光源には、超高圧水銀ランプから、固体光源と呼ばれる LED・LD の採用が進んでいます。超高圧水銀ランプがプロジェクタに採用されてきたのは、発光部の面積が1mm^2 程度と、非常に狭く輝度が高いためで、発光光を効率的に利用することを可能としてきたからです。しかしながら、ランプの寿命から、一時間毎のランプ交換が必要となり、寿命末期には、フリッカの発生や照度低下などの不具合が発生していました。
これを LED・LD に置き換えることで、超高圧水銀ランプの不具合を解決することは可能となりますが、それでは光源のコストアップになってしまいます。そこで、コストを抑え、必要光量を確保するため、青色の LED・LD と、波長変換素子を円盤状にした、蛍光ホイールが使用されることになりました。しかし、円盤に配置される蛍光体は、粉末の蛍光体を固めた物を使用するため、散乱が大きく十分効率的に利用されているとは言えませんでした。
透明度の高い当社の量子ドットシリカ系無機材料複合体を用いることにより、効率的に光を取り出すことが可能となり、シリカ(ガラス)をベースにすることで、経済的なシステムを構成できるようになります。
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